もののけ姫の歩き方
はじめに このテキストは、ジブリ作品を逆立ちしてナナメに読んだテキストです。熱狂的ファンやジブリ関係者は見ないでいただけるととってもうれしいです。いや見てもいいけど目くじら立てずに適当に流してください。 あくまでギャグなんで。
・・・・はじめに、なんて書かなきゃいけないなら最初から書くなというツッコミはナシで。時代は千と千尋の神隠しやでってツッコミも見てないんで却下の方向で。 はい、却下だらけでした。細かい所を気にしないでいただけるとありがたいです。 もののけ姫といえば、米良美一さんが しかしですね、映画が進行するにつれ、わたしにはアシタカという男がとんでもない野郎に見えてきました。 主人公アシタカには、里で待っている女の子がいます。カヤちゃんです。ってゆーか、明らかにアシタカに惚れてます。ちょっとロリですがこの際ヨシとしましょう。 そのカヤちゃんからもらった玉の小刀をふところに、アシタカは旅を続け、サンという少女に出会います。エボシはスルーでした。 でもって、活発な女はセックスも活発だろうと思ったかどうかは知りませんが、命を助けてくれたお礼に(むしろアシタカが命を助けたのだが)、あるプレゼントをします。ワン公に投げてよこしたアレです。 え?ちょっと待てよ? なぁ、それ、カヤちゃんの玉の小刀だよな?お守りするよう息を吹き込めました、っていってたよな?えっと、カヤちゃんの息が そういう他の女(しかも明らかにアシタカにラブラブ)にもらったものを、あっさり新しい女にあげるのは、いかがなものだろう?わたしならまったく喜べないのですが。 ってゆーか、「私もだ。いつもカヤを想おう」とかいってたあのセリフは、大ウソ八百だったわけです。結局、彼女はド脇役でポイされる役だったらしいですね。 この瞬間、お守りの小刀は、恐るべき呪いとジェラシーの小刀に変化したのは明らかです。いやむしろ、ちっさい弓矢一本で死んじまったマゴの神のタタリより、よっぽどどろどろして禍々しい雰囲気いっぱいのタタリになると思います。 そういえば、他にもそういうシーンがありました。最たるものは、サンを助けて、自分は力尽きて落馬(落シシ?)シーン。 息も絶え絶えに、「生きろ」は別にいいですが。その次。
「・・・・そなたは、美しい」
おーい、そういうことしてる場合じゃないだろー!何なんだそのドサクサ紛れの(しかも息も絶え絶えの)口説きは! サン、おもいっきりひいてませんでした?(つか、震えてたぞおい) そういう目で見ると、サンに「噛め」といわれて口の中に突っ込まれた、とても食えそうにないあの固い食べ物(なのか?)・・・・あれをいかにも無理っぽく出したのも、彼のサン・ゲット計画の一環なのかもしれません。くちうつしを狙って、計算していたに違いありません。舌もからめてるかもしれません。どうりで、ストーカーがこの世からなくならないはずですね。 タタラに残ることにして正解だと思います。そんなナコルルみたいなことをしてても一銭にもなりませんし、人間嫌いのサンはタタラによりつくわけがない。ってことは、浮気がばれる心配もない!おまえ頭いーよアシタカ! そういうわけで、わたしの中で、アシタカジゴロ説が浮上したのはごく当然ともいえる自然の成り行きでした。
・・・・などとこのようにジブリを邪悪な見方をしていると、いつか狙撃されるような気がするのですが、まだそういうのは他にもあります。どうしても言いたいのは、「耳をすませば」という大変デンジャラスな映画。 登場人物はといえば、 いっぱしの芸術家気取って留学までするちょっと足元の見えていない男。
・・・・イヤすぎ。
そんな二人が出会いまして、あっという間に相思相愛になって、なんでかよくわかんないけどいきなり結婚の約束までしてしまうというハートフルコメディな話です。わたしは話の展開についていけず、おいてけぼりをくらいました。 それはですね、あのですね、寝てるところたたき起こして、チャリで朝日見にいって、そのままプロポーズはないだろう!?キスもしないでいきなりプロポーズ!?お父さんは許しませんよ!! すげーひいた。ロミオとジュリエットなみです(15歳と13歳の子供が、出会ってから数日でいきなり心中するというエロゲーみたいな話。結婚できないのは家のせいではない。年齢上あたり前の話である) とにかく、結婚するとなれば、このあとやることは、明らかに決まってますよね。あそこで終わったのは、時間の都合ではなく、これ以上続けたら「団地妻シリーズ」と同時上映されるからです。 結婚決まって、セックスしないなんてありえますか?
いいえあり得ません。
あの男の子は(名前忘れた)、毎日図書館でストーカーしていた、変態かつ危険な人物!その上ヴァイオリンまで持ち出して、女の子(やっぱ名前忘れた)に歌を歌わせるという、マニアックな人物!その上留学をひかえてしばらく会えません。 そういう状況なのに、このままなにもせずに帰るなんてことがありえますか?
その確率は0%です。
想像してください。状況は整ってます。ましてや彼は中学三年です。自分が中学三年生だった頃を思い出してください。やりたい盛りでしょ?ってゆーか、俺はそう(でした)。 しかも、結婚決まっちゃいましたよ?
ノズルは無限大まで伸びきってしまいますぱおーん。
変態であるところの彼は、当然蛇口をひねってしまいますよね。相当のシチュエーションマニアだと見ましたわたしは。 ちなみにあの女の子、個人的には処女でMだと思いますが(いやそこまで設定されてないでしょうが)、泣かず飛ばずの彼と別れて、将来は新進気鋭のエロ同人誌作家とかになりそうなのは気のせいでしょうかねー(気のせいだよぱおーん)。 |