アナルセックス・マニュアル
人間は考える葦である(byパスカル)
そう、人間は弱いものです。川辺に生えている葦の如く、容易にバタバタと倒れてしまいがちな、大変弱い生き物です。そんな弱い人間を万物の霊長たらしめているもの、それは知識と思考、言語です。 人間は知識を得ることをやめてはいけません。考えることをやめてはいけません。新たな事物、新たなものにチャレンジし、常に高みを目指していく。それが生命に課せられた進化の運命なのです(大ゲサ)。 ある時本屋を徘徊していたわたしは、一つの本に目を奪われました。
辰見拓郎「アナルセックス・マニュアル」データハウス、2001年。
ビンゴ!!
必要以上にスカした雰囲気で会計を済まし、逃げるように家に持ち帰り、ゴキブリのように読みふけりました。わたしって大体こんなもんです。 いや何がすごいって、この本は実践に基づいた実用本です。アナルセックスの、アナルセックスによる、アナルセックスのための本です。学問は役に立たなければならないという、わたしの個人的な信念にもミラクル合致します。 いままでアナルセックスに興味あってもどうすればいいかわからなかった方、チンコより太いウンコを出してるのにウンコより細いチンコが入らないことに疑問を持っていた方、まさに必見のサイテー本です。 それをこの心理屋アゼルが、専門の科学的医学的心理学的見地からわかりやすくさらに解説する、壮大かつ最強のアナルセックス・テキストを書き上げてくれよう。これこそ我がD.N.寄生地復帰第一発目に相応しい・・・・ やるしかありません。ってゆーかいまヒマなんです。 用意するものはローション(薬局で売ってます)と、相手と偏見のない心(薬局で売ってません)。D.N.寄生地は結果報告をいつでもお待ちしております。わたしには肝心の相手がいないですから。ペッ。
第一部 準備編 D.N.寄生地の日記では、基本的にエロだのネタだのが中心に構成されていますが、愛情がないセックスには意味がないこともまずいっておきたいと思います。 まずは準備をしましょう。 当然のことですが、合意のないセックスはレイプといえます。男性が自分のエゴ(欲望)を押しつける形のアナルセックスは、女性に受け入れられないのです。この合意こそが、アナルセックス成功の基盤です。 今日はアナルセックスにでも挑戦してみようか、えーマジでー、などということをいいあえる仲を作っておいてください。まあ普段からそんな会話してる人たちはどうかと思いますが。 さて、アナル周囲の筋肉は、衛生を保ち排便を速やかに行なうため、かなり強力に収縮する方向に働く筋です。 これは出産後の骨盤が歪んでいる女性に対して指導する、骨盤底筋体操によりある程度鍛えることができます。この逆、つまり弛緩のプロセスは、アナルセックスにとって重要なことといえます。 つまり、リラックスすることです。アナルセックスは、女性の肛門周囲筋群をある程度コントロールできなければできません。収縮する機能がほとんどだからです。例えていうなら、輪ゴムのようなものなのです。 アナルセックスを受け入れる、という心構えとリラックスは同義です。それと、女性は事前に排便してできる限り洗浄しておきます。浣腸を必要もないのに使用するのは、電解質のバランスを崩し、貧血を起こす可能性があるのでやめてください。 それでは、実際にアナルを愛撫してみましょう。普通、アナル刺激の経験のない人にいきなりアナル挿入を求めるのも無茶な話。ペッティングみたいなことで刺激になれることも必要です。 ゆっくりで構いません。むしろあせると、無駄に痛い思いをします。 具体的には、通常行なう前戯みたいなものです。舌、指を使用してねっとりと・・・・ローションをぬって、最初は小指の第一関節まで。徐々に徐々に慣らしていきます。綿棒などを使用して、とにかく慣れることに終始したほうがいいかもしれません。 指をいれて痛いといった場合、即中止して綿棒にかえた方がいいです。やっぱりアナルセックスは痛いだけだ、と条件付けてしまいます。何度も言うようですが、キーワードは快感です。ってゆーかセックスの基本です。 愛撫の目的と効果は、快感と刺激の連合条件付けです。クリトリスへの刺激やキス、乳への愛撫など、アナルへの刺激で快感が得られるようにしてください。 ようするに、いつものセックスできちんと気持ちよくなっていることが重要。
次回は実践編です。
人類として新たな一歩を踏み出されようとするみなさんですから、そのための心構え、必要な知識はすでに得られたと思います。 そう、みなさんは狩人。アナルという名の未知の獲物をその手にしようとするハンター。その飽くなき探求心、向上心、勇気、友情、コロコロコミック・・・・どうでもいいですか。そうですか。 自分がすげぇバカみたいに思えてきたので前置きはほどほどに。 さてその前に。
第二部 実践編 挿れます。マジ挿れましょう。 いやいやいや、慌てないで下さいね。初めてが肝心です。童貞のときの心意気を思い出しましょう。思い出しましたか?ぼくは凹むんでしませんけど。 ともかく、十分に刺激と興奮の条件付けがなされているか、ということを考えてください。はっきりいって、あせることはありません。我慢できない痛みを伴うのなら、舌や指での刺激に戻るべきです。 さて、準備編と同様に、ローションを用意しておいてください。まあ薬局で市販されているベビーローションでもいいです。 挿入するときは、男女ともウンコするときをイメージしてください。一瞬の弛緩の後、アナルが締まりますね?男性側は、締まるからといって強引に入れると、女性の筋を傷つけます。男性は様子を見ながら、女性の側は力を抜くようにします。 ここで膣道と直腸の動きの違いについて説明しますと、簡単に言えば、膣道は奥に入っていく蠕動運動、直腸は逆に外に排出する蠕動運動、という事になります。そもそもアナルってやつは、何か挿れるようにできてるもんじゃないんです。 アナルセックスの場合、男性側は深く挿入しても蠕動運動による刺激はなく、直腸の構造状、深く入れたほうが逆に刺激がありません。入り口付近で小刻みな動きや、浅く速い動き、円運動などが中心になります。 ここを間違えると、男性側がちっともよくなくてアナル嫌いになったりします(女性は違いますよ?肛門中心の刺激ですから)。 アナル本番は、やはり前戯を重ねて慣れていても、最初は緊張してどうしても収縮します。男性側はそれをうまく汲み取るように。間違ってもガンガン突き入れて肛門を傷つけるなんてことがないようにしてくださいね。
付け加え 女性の膣は酸性に保たれており、細菌を寄せつけないような防菌コートが施され、膣内を清潔に保っています。 それが男性の精子を殺す作用にもつながりますが、女性の愛液はアルカリ性で、これが膣内をアルカリ性にしていきます。ようするに、女性が感じれば感じるほど愛液は苦くなり、妊娠確率も高まります。 どんどんテクニックを磨いて、どんどん望まない妊娠しちゃってください。 知識というのは、知っているというそれ以上のものではありません。知識を得ることが目的なのではなく、大事なことはそれをどのように使うかということです。 ってことで、みなさんも、知識を幸福な人生を送るのに使用してくーださーいねー(この世よ滅びてしまえ!)
最後にWarning 女性が痔の場合、症状を悪化させる可能性があります。また肛門周囲、内部は血管や末梢神経が集中しているため、無理な挿入や圧迫は脱肛などを起こす場合があります。 またくれぐれも感染症には注意してください。肛門周囲炎といわれる感染症の症状では、腫れや痛み、酷い症例では排便や歩行困難が生じる恐れがあります。男性は陰部からの細菌の侵入により、尿道炎などの病気が生じる可能性があります。 アナルセックスをする場合には、男性はコンドームなどの避妊具の装着をしなければ危険です。女性は前もって腸内洗浄のような医学的処置を受けておくことのも手ですか。腸内洗浄は一部のエステでも行なってるようです。最低でもウンコを出して必ず洗ってださい。 どちらにしろ、チンコの先にウンコが付着してきたり、アナル周囲の筋肉が切れるようなアナルセックスは推薦できません。 |