ウォームレットを使ってみる

 アゼルです。いぇい。(-_-)ノ

  

 だなんて軽妙に始めてみました。うわ、いぇいだって。あまりのアイドルっぷりに、どなたか惚れたと思います。惚けたとも思います。

 そういう風味の唐突さを醸し出しつつ始めたいと思うのですが、携帯ウォシュレットなんていうものも世の中には存在するそうです。

 当然ですが、外出先でウォシュレットがある保証なんてどこにもありません。これさえあれば、いつでもどこでもチュッチュ、チュッチュできるわけですが、実際のところティッシュを持ち歩く方が便利そう。ってゆーか使ってる姿自体がすでに半笑い。ああ、脳が弱い人なのかなぁ、と思ってしまいます。使う人も作る人も。

 ともかく、このバリュープライスが高いのか安いのかはわかりませんが、わたし自身はウォシュレットが苦手といえましょう。

 アナルへの水刺激にちょっぴり感じてしまい(←控えめな表現)、わざわざその微妙な刺激を求めてボタンを押してしまう困った癖がありまして。うっかり気を抜くと、人様に聞かれたら極めて恥ずかしい声とか出てしまいそう(※注:変質者ではございません)。

 そんなみなさんをどん引きさせて喜んでいるネクラなわたしですが、つい先日、ウォームレットを試してみる機会がありました。長い前フリ劇場でした。

  

 ウォームレット・・・・モノ自体もさることながら、月の電気代も馬鹿にならないんじゃないか、冬場以外使わないんじゃないかと思われる最新鋭のトイレット・システムです。贅沢品です。なんと、便器に座ると暖かいのです。真冬の洋式トイレは座るだけで、

  

「ひゃぅん」

  

 などと脅迫するネタとしては十分すぎるほどの声が出てしまいそうですが、ウォームレットであれば心静かに用が足せるのです。尻暖かくウンコができるのです。尻暖かいってなんだか新しい言葉。

 このウォームレット使用過程を、着座期、排出期、洗浄期、の3期に分けて考察したいと思います(←大ゲサ)。

  

  

第一期:着座期

 感想:ぬくい。

  

 これはすごいです。すごすぎます。ア、アタシ、こんなのはじめて。自分の中では三種の神器。それが人生においてどれほど重要なことかはわからないまでも、これがC-3POクラスの高性能であることは間違いない(そうでもない)。

 まあそれはともかく、ケツの快適さは評価できますよ。ぬくいですもん。恥ずかしい声とか出ないですもん(普通出ない)。

  

  

第二期:排出期

 感想:みてんじゃねーよ。

  

 ウォームレット関係ありません。

  

  

 でもこれまではほんの前座じゃないですか。

 ウォームレットの本質は、やはり洗うという機能です。飛ばない豚はただの豚ですよ。洗わないウォームレットはただの便器ですよ。洗わないケツはただの汚染ですよ。

 さっそく洗ってみようじゃないですか。

  

  

第三期:洗浄期

 感想:しばらくお待ちください。

  

  

(アナル洗浄中)

  

  

 ・・・・

  

 ・・・・

  

 んー。

 確かに快適です。暖かいので結構気持ちいい感じ。

 でもなんか物足りないのです。ぶっちゃけていえば、感じないのです(ぶっちゃけすぎです)。

 いやそもそもトイレで感じる必要もないはずですが、それはともかくとして、ウォシュレットのもっている、

  

「ヒィッ」

「犯さないでぇッ」

「ああ、あなた、ごめんなさい」

  

 的な何かがない。それがたぶんウォームレットのもっているやさしさなんでしょうけど、ぼくそういうの求めてない。ちょっぴり荒々しいウォシュレットに心ひかれちゃうの(頬を染めながら)。

  

 あ、そうそう忘れてました。ビデもありますよ。

 昔、ビデが何を意味するのかわからずにとりあえず押してみると、ちょうどタマに当たって「うぉえあぅ」などと、それはそれは奇怪な音波を発した思い出のあるビデですよ。ぼくたんバカじゃないですよ。

 じゃあポチッと。

  

  

(ビデ中)

  

  

 ・・・・

  

 ・・・・

  

 ・・・・なんだかいったこともない風俗を激しく想起しました。ななななんだビデ。このサービス満点なウォッシャーは。

 そこでどうでしょうメーカーさん。

 衛生上の理由から、シャボンも同時に出てくるウォームレットというのは。これは支持されるに違いありません。大ヒット間違いなしですよ。世の中は付加価値の時代ですよ。あ、あくまで衛生上の理由ですよ?自宅で手軽に風俗気分だなんていってませんよ?やだなぁ、何を想像されてるんですかぁ?(←サイテーの笑顔で)

 あーいいこと考えちゃったなぁ。商品化とかされたらどうしよう。まさに21世紀への提言。発明王だ発明王。

 でもやっぱり最後にヒトコトいわなければいけないんじゃないかなと。21世紀に向けて。

  

  

 _| ̄|○ 21世紀もとっぷり入っていい年こいて書く内容じゃありません。